昨年、当研究所で御紹介しました、写真はうすの館主、増野さんが、いよいよ第2弾のカメラ博物館を来る3月15日(日)にオープンすることになり、そのプレオープンとして、本日訪問させていただきました。

本日、出来たてのほやほや看板だそうです。看板のおかげで、クルマで来ても場所が分らずに通過してしまうことは無いでしょう。

学芸員のネコ氏に導かれて、博物館前に到着。

力強い筆です。なんでも、地元の書道家に書いていただいたそうです。

中に入りますと、見覚えのある案内板が・・・これ、益子のPENTAXのカメラ博物館で使われていた実物です。ということで、これは、案内板ではなくて、博物館の展示品ですので、午前9時30分から開館しているわけではありません(笑)。

館内全景。ペンタックスが主ですが、他のメーカーのカメラも展示されています。

PENTAX NOCTA、初めて触りました。レンズはタクマー300mm f3.3ですが、全体的な印象はタクマー300mm f4に似ています。レンズだけ取れるかなと思いましたが、簡単には取れない構造のようです。次回しつこく触ってみます。

タクマーの次がスーパータクマーなら、スーパータクマーの次は?ウルトラタクマーでしょ!と、旭光学の人も考えたのか?これは試作品とのこと(001番)ですが、詳しい探索は次回のお楽しみといたします。

ペンタックス オリジナル(AP)ですが、シャッターダイヤルが銀梨地メッキです。殆どのAPは後ろのカメラのように黒メッキです。APのカメラ開発時には、アサヒフレックス同様銀メッキ(APは梨地)が採用されたが、文字が読みにくいと指摘されて、発売時には黒メッキに変更されたのでしょうか。
増野館長お一人で全ての収蔵品を整理するまでには、まだまだ時間がかかるとのことですので、今後も珍品が発掘されることでしょう。自前の博物館を持つ、ということは、コレクターの究極の目標でもありますので、これを実現された増野さんの実行力は尊敬に値します。また、3月20日に発行される、月刊日本カメラ誌にて、増野氏のカメラ博物館の記事が掲載予定だそうです。
カメラ博物館のオープンは3月15日(日)です。見学希望の方は必ず事前に御問い合わせください。
コメント
mas**000120*1
ペンタックスフアンの方は、是非ご来館ください。
お待ちしております。 マッシー
2015/03/03 URL 編集
aoco23102
次回訪問の際には、ノクタとウルトラタクマーの秘密を解明したいです。これからも宜しくお願いします。
2015/03/03 URL 編集
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益子の博物館に収蔵されていた資料は、会社の取り決めで東京の日本カメラ博物館に移管され、試作品類については資産として社で保管となっていたはずです。なぜこちらに資料群が残っているのでしょうね。
2022/07/18 URL 編集
aoco23102
2022/07/18 URL 編集